不登校の公立高校入試「あなたは出す?出さない?」自己申告書

不登校支援

こんにちは ツナカン です。

 

公認心理師として

 

不登校のお子さんや

 

子育てに悩む親御さん

 

学校の先生方

 

の応援をしています。

 

 

不登校は中学生で最も多いのですが

 

その時にもっとも不利になるのが高校入試です。

 

不登校でも高校入試はやってきます。

 

私立高校の志願先を決めるのは,たいてい夏休み明けです。

 

そして,1月には公立高校の入試志願先を決めます。

 

そうやって将来を考えると

 

ゆううつな気分になるかもしれません。

 

 

今までさんざん休んじゃったから高校は無理だ

 

すでにそんな風に考えて

 

あきらめてしまって現実逃避している子がいるかもしれません。

 

しかし,ちょっと待ってください。

 

そんな子にも長く休んでしまった不利を

 

とりもどせるかもしれない方法があるんです。

 

 

今回は

 

自己申告書

 

について解説します。

 

 

 

今回の記事は

  • 不登校だったことがあり公立高校をうける受験生
  • お子さんに不登校だったことがあり公立高校の受験験が心配な親ごさん

 

に向けて書いています。

 

 

この記事を読んでもらえれば

 

たとえ不登校だったことがあっても

公立高校(県立・国立等)を受けてみたい

 

と,気もちを立てなおすことができるでしょう。

 

 

 

自己申告書にはなにを書けばいいの!?

という方はこちらの記事へ

↳ 「何を書いたらいいの!?」【自己申告書】を書くポイント4つ

 

 

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【不登校の公立高校入試】「あなたは出す?出さない?」自己申告書

自己申告書 とは

 

中学1~3年生の間で不登校を経験したお子さん

 

公立高校入試のときに,不登校を理由に

 

不利益なとりあつかいがなされないようにするための書類です。

 

 

公立高校受験の際,合格・不合格を決めるのは

  • 入試の結果
  • 調査書の内容

です。

 

 

不登校のように,休みが多い生徒の調査書は

 

たとえばこんな風に書かれるそうです。

 

休み85日(15)内,70日は適応指導教室

 

 

このケースでは

  • 年間85日学校を休んだ
  • 学校を休んだ85日のうち70日は適応指導教室に通っていた
  • 15日は欠席

ということを意味します。

 

このように年間10日以上の休みがあった場合

 

そのわけを説明する必要があります。

 

そのときに 自己申告書 があれば

 

出願する公立学校で説明資料としてあつかわれ

 

合否をきめるときの判断材料として使われることがあるのです。

 

 

 

 

どんなメリットがあるのか

先に説明したとおり

 

不登校を理由に受験で不利にならないように

 

配慮をえられる可能性があがります

 

 

しかし,あとで説明するとおり,

 

中身をどう評価するかは高校次第なので

 

”出しておけば不登校が帳消しになる“というものではありません。

 

 

少なくとも家でゴロゴロしていたのではなく

 

“適応指導教室やフリースクールにかよっていた“ など

 

学校に行けないながらも努力をしていたことを

 

高校に伝えることができるはずです。

 

 

自己申告書に書くこと

 

自己申告書の書式は画像の通りです。


※ この画像をコピペ・ダウンロードして使用しても無効です

 

 

 

「欠席が多かった理由」について書けるのは

 

″30日以上の休みがある場合”

 

つまり不登校をさしています。

 

また

 

「学校の復帰を前提に相談・指導を公的機関等で受けた場合は30日未満でも提出できます」

 

とあります。

 

つまり適応指導教室にかよっていれば

 

“要録上の出席“ にはなっていますので

 

休んだ日が年間30日に満たなくても

 

自己申告書を提出することができます。

 

適応指導教室にかよっているならば

 

自己申告書を書いてみる価値があるでしょう。

 

でも、自己申告書にはなにを書いたらいいの?

 

そう思った方にむけて

 

もう少しこまかい解説を

 

こちらの記事でしています。

 

 

 

 

自己申告書は誰が書くのか

自己申告書は 本人と保護者 が記入します。

 

 

 

書くことをすすめるかどうかは中学校しだい

中学校の自己申告書に対するスタンスは

 

あくまでも 中立 です。

 

つまり

  • 中身は見られない
  • 書き方の指導はしない

です。

 

 

公立高校入学で不利にならないよう

 

また学校に行こうとしていた,という姿勢を示すためにも

 

自己申告書は書くものだと考えてよいでしょう。

 

 

しかし,

 

自己申告書の提出をすすめるかどうかは中学校次第です。

 

あえて話題に出さないことさえあります。

 

なぜなら “出しても出さなくてもいい” ものだからです。

 

「提出するかどうかは自分で考えて,自分で書いて」

 

というのが中学校の基本的なスタンスです。

 

ですので,書きかたのアドバイスなどは基本的にしてもらえません。

 

また

 

自己申告書に~のように書くように言われた

 

自己申告書を書くように(書かないように)言われた

 

などと言うことが,あとになっておきないように

 

複数の職員が立ちあって話をします。

 

 

自己申告書は厳封して中身が見られないようになっています。

 

中学校の校長でさえ中身を見ることはできません。

 

 

 

 

自己申告書で有利になるかどうかは高校次第

このような自己申告書ですが

 

さきほど少しふれたように

 

実際に有利になるかどうかは

 

書かれている中身と高校次第です。

 

家庭と高校の真剣勝負です。

 

 

 

私立高校では不要

 

自己申告書は私立高校では評価には入りません

 

ですので,初めから私立高校だけをねらうのであれば

 

自己申告書を書く必要はありません。

 


私立高校はオリジナルの判断基準をもうけていますので

 

不登校であるだけで不合格にさせたり

 

逆に,その高校オリジナルの

 

自己申告書を提出するように求められることもあります。

 

 

 

自己申告書(公立高校)はどこにあるのか

 

各都道府県の 入学者選抜実施細則 にあり

 

インターネットでも見つけることができます。

 

しかし基本的には中学校でもらうものです。

 

 

学校から自己申告書のことが話にでないときには

 

保護者から問いあわせるとよいでしょう。

 

 

 

 

まとめ

今回は,自己申告書 についてご紹介しました。

 

自己申告書は不登校の子と保護者が

 

公立高校入試のときに配慮をしてもらえるかもしれない

 

一つのチャンスです。

 

  • 内容は本人と保護者が書く
  • 中学校はあくまでも中立
  • 評価されるかどうかは高校次第
  • 私立高校では不要

公立高校を受験する生徒で,中学校三年間の間に10日以上の欠席がある場合

 

その対象となります。

 

 

不登校の経験が一時期でもあるならば

 

自己申告書の提出を考えてみてはいかがでしょうか。

 

 
 

子どもの不登校の不安をなんとかしたい

 

 

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