マインドフルネス瞑想と坐禅のちがいと共通点

マインドフルネス

こんにちは ツナカンです。

公認心理師として

日々,マインドフルネスを心がけ
実際の支援に活かしています。

今回は

マインドフルネス瞑想と坐禅のちがいと共通点

をテーマにします。

この記事はこんな方にオススメです

マインドフルネス瞑想と坐禅って何がちがうの?
マインドフルネス瞑想と坐禅の共通点って?

私は日本マインドフルネス学会に所属しています。

そこでマインドフルネス瞑想について話を聞き研修も受けます。

また瞑想やマインドフルワークは日課です。

 

そのほか,数多くはないのですが
お寺で坐禅を組んだ経験もあります。

 

こうした中で

 

坐禅とマインドフルネス瞑想のちがいは何なのか

逆に,共通点は何なのか

 

私も疑問に感じたことでした。

 

これまで学会で受けた研修のガイダンスをふり返ってみたり

禅に関する書籍に当たったり,お坊さんに話を聞いてみたりしました。

 

賛否意見があるかもしれませんが
私なりに思いつくことをお伝えしたいと思います。

 

 

 

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坐禅とマインドフルネス瞑想のちがい

一言でいうと

作法のちがい

ということになると思います。

 

マインドフルネス瞑想でも
坐禅でも

 

根本的な目的は違わないからです。

 

 

筆者がちがいを感じたポイント

私が感じた,坐禅とマインドフルネス瞑想のちがいは以下のような点です

・マインドフルネス瞑想は柔らかく目を閉じる(開くのも可)が,坐禅は薄く目を開けておく
・マインドフルネス瞑想は 敬策(きょうさく)がない
                 ※肩を棒でパチンと叩く
・マインドフルネス瞑想は 印 に対するこだわりが少ない,坐禅は印を結ぶ
                ※手で形を作る
・マインドフルネス瞑想には細かい作法がないが,坐禅にはある
・マインドフルネス瞑想はありのままの呼吸だが,坐禅は丹田呼吸
・マインドフルネス瞑想は心身の健康のために行うが,坐禅は悟りに至るために行う

 

坐禅は日本で発達した文化の影響や,集中力を高めるテクニックが盛り込まれていると思います。

 

個人的には坐禅のように薄目を開ける方が集中できてやりやすいです。
また坐禅の作法には身体操作的のテクニックが盛り込まれていると思います。

 

 

坐禅の作法やテクニックは宗派や指導者によって違う

坐禅を組む代表的な宗派のうち2つ,曹洞宗と臨済宗について

書籍の他,実際にお坊さんにインタビューしてみました。

 

「曹洞宗では只管打坐と呼ばれてとにかく座る」
「臨済宗では公案に答える」
       ※ 師から出される古仏や祖師の言語録

 

という見解は同じようです。

歩く瞑想と呼ばれる 経行(きんひん) に関しては

曹洞宗では一足半歩(足の甲の長さ分)だけ呼吸に合わせて歩く
臨済宗では走り回るものもある

とのことでした。

 

そのほか, 数息観(すそくかん) については

       ※ 呼吸の出入りを数えることで集中力を高める

この他の宗派でのちがいは大きいと思いますが

師家や道場によって使ったり使わなかったりするとのことでした。

 

 

マインドフルネス瞑想で作法が強調されない理由

マインドフルネス瞑想で作法が強調されない理由として考えられるのは

・宗教色を薄めるため
・マインドフルネスがアメリカの逆輸入であるため

だと思います。

 

マインドフルネス瞑想については以前,別記事で方法を書いています。

【簡単】だれでもできる瞑想法

 

私の記憶の中では

マインドフルネス瞑想では作法はほとんど聞いたことがありません。

 


そもそもマインドフルネスの考え方がアメリカからの逆輸入であり

仏教になじみのない人たちに

できるだけ宗教的な色を取り除いて

坐禅にも共通するメリットを抽出したためだと私は考えています。

 

ですから,もともと禅の一環として行っていることに

あえて「マインドフルネス」という名称をつけて

禅に共通するメリットを伝える実践家もいます。

 

とはいえ「マインドフルネス」はそもそも注意とか気配りに関する用語で

仏教では「念」と呼ばれるものです。

宗教色がもともと強い単語ではあるのですが

近年の流行の中で一般的な用語になりつつあると思います。

 

 

 

坐禅とマインドフルネス瞑想の共通点

坐禅とマインドフルネス瞑想の共通点は以下の通りです。

・姿勢
・目的

 

姿勢

結跏趺坐もしくは半跏趺坐

または正座やイスを使って骨盤を起こして背骨を立てる

両肩の力を抜いて自然に胸が開くようにする

こうした点は同じでした。

 

 

目的

頭の中を流れる思考や感情と距離をおき観察する

この目的も共通するものでした。

また生活全体を禅・マインドフルネスであろうとすることも共通していました。

 

 

 

坐禅とマインドフルネス瞑想それぞれの良さ

今回,自分なりに考えてみてそれぞれの良さがあると感じました。

坐禅
・お寺に行って体験するライブ感
・坐るまでのプロセスから既に禅であることを強く意識させる
マインドフルネス瞑想
・宗教色の薄さから日常生活の中でも取り入れやすい
・市民権を得ているので他人に紹介しやすい

坐禅とマインドフルネス瞑想の

それぞれの良さを活かしながら人生の質を高めて行ければ良いと思います。

 

 

 

まとめ

坐禅とマインドフルネス瞑想のちがいは,作法とテクニックだと思います。

坐禅は集中力を高めるためのシンプルでありながら的確なテクニックが盛り込まれているし

マインドフルネス瞑想ではより多くの人が坐禅に共通するメリットを味わえるようにしてあると思います。

 

結局のところ目的は同じで作法以外は

坐禅もマインドフルネス瞑想も多様かつ柔軟で

その区別は難しいように感じます。

 

 

今回は私なりの解釈も多分にあり,

僧侶の方からも

マインドフルネスの実践家からも物足りなさを感じる内容だと思います。

是非,ご意見をいただければ嬉しいです。

 

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