【要注意】座禅・瞑想の時の体の痛み・不快感と対処方

マインドフルな体

こんにちは ツナカンです。

公認心理師として

日々,マインドフルネスを心がけ
実際の支援に活かしています。

 

今回は

座禅・瞑想の時に感じる体の痛み

がテーマです。

 

この記事はこんな方にオススメです

瞑想・坐禅のときに体が痛むのはどうしたらいい?
瞑想・座禅の時の体の不快感が気になる。

 

まだ坐禅や瞑想をしたことがない方でも

知っておけば,いざやるときにお役に立つと思います。

 

私は瞑想を日課にしています

坐禅や瞑想をしていると体がこってきたり

痛みを感じたりすることがあります。

またお腹いっぱい食べた後などは不快感になることもあります。

 

反省しなければならない点はあるのですが

こんな時にどうすれば良いのかを解説します。

 

こうした問題がないかたにはお役に立たないと思います。

 

 

 

Sponsored links

【要注意】座禅・瞑想の時の体の痛み・不快感と対処方

まず伝えておかねばならないのは

坐禅や瞑想の時に,痛みや不快感にマインドフルになってはいけない

ということです。

 

マインドフルネスは

ありのまま,価値判断せず,意識的に注意を向ける

 

という意識の持ち方ですが

この意識的に注意を向けるということは

選択的に注意を向けるということであり

敏感になるということでもあるのです。

 

マインドフルネスを取り入れた心理療法では

不快感や痛みに伴う二次感情に気づいたり

痛みと適度な距離をとることを目的としています。

 

つまり不快な身体感覚そのものに焦点を当てると

痛みや不快感に敏感になりすぎてしまうのです。

 

 

坐禅・瞑想中の痛みや不快感への対処方

坐禅・瞑想中の痛みや不快感への対処方をご紹介します。

 

動作瞑想をする・体をほぐす

動作瞑想とは動く瞑想です。

代表的なものはヨガです。

ヨガはボディバランスを整える効果もありますので坐禅や瞑想の準備にはうってつけです。

短くても良いので,できれば事前にしておくと良いと思います。

 

この他,武術的動作も良いです。

個人的には弓道や空手の型を勧めます。

ストレッチや経行(きんひん)を軽く行うのも良いでしょう。

 

 

坐るものを変える

体に無駄な緊張があれば,それだけ気も乱れやすくなります。

もちろん痛みや不快感の原因になります。

ですから,しっかりと安定して骨盤が立てられるものを選びたいものです。

市販のクッションは柔らかすぎることが多いので

やはり坐蒲がベストです。
瞑想・坐禅で差がつく坐蒲(ざふ)の効果
 

イスを使っても良いです。

 

 

入浴する

修行僧であれば簡単に入浴というわけにはいきませんが

そうでないならば入浴で血行を良くした状態で行うのも手です。

動作瞑想にしても血行が良くなる効果もあるはずです。

ちなみに私は入浴して深部体温が下がり始めた頃に瞑想をすることが多いです。

 

 

無理をしない

いちど日課にしてしまうと

雨が降ろうが槍が降ろうがやりたいところですが

無理をしても気が乱れるばかりです。

あまりにも体が疲れているときや

体が痛むときなどは無理をしない方が良いです。

結局は体の疲れや痛みに気をとられるからです。

 

 

数息観(すそくかん)を使う

体調が悪いのでもなく

コンディションを整えたのにもかかわらず

体の感覚に気をとられてしまうときには

数息観(すそくかん)を使うのも集中力を高める方法です。

 

方法
・一呼吸毎に数を数える
・1~10まで数えたらまた1から数える
・(吸って)い~(はいて)ち~,(吸って)に~(はいて)い~…のリズム

 

実際にやってみると不快な身体感覚を横に置きながら

坐禅や瞑想を続けることができます。

 

 

まとめ

坐禅・瞑想の時の不快感や痛みに対するポイントは

・不快感・痛みに焦点を当てない

・動作瞑想をする・体をほぐす

・入浴をする

・坐るものを変える

・無理をしない

・数息観をつかう

です。

 

かの仏陀は悟りを開くときには

身を清めて食事をとり,風通しの良い菩提樹の木陰で

瞑想をしたとされています。

単に厳しい中に身をおくのではなく

心身や環境を整えて瞑想に臨むことの大切さを伝えています。

 

気持ちよく坐禅・瞑想をすればもっとやりたくなるし

それが日常のコンディションを整えることにもなります。

 

 

■質問などはこちらからどうぞ
質問などはこちらからご連絡ください。
数日かかることはがあるかもしれませんが,お気軽にどうぞ。

Comments

タイトルとURLをコピーしました