【効果あり!】マインドフルネスプレゼン

マインドフルネス

こんにちは ツナカンです。

公認心理師として

日々,マインドフルネスを心がけ

実際の支援に活かしています。

 

今回は

大勢の前で発表するときに上がりやすい人に

オススメの方法をご紹介します。

 

この記事はこんな方にオススメです

 

人前で発表するのがすごく辛い
プレゼンがもっと上手になりたい
人の前だと緊張しやすい

 

今回の発表の方法はマインドフルネス
の応用です。

 

プレゼンの内容はバッチリ準備したのに

いざ発表する時になるとガチガチになってしまうような人に

特にオススメですが

これから受験をひかえる

学生にも良いのではないかと思います。

 

瞑想で行う選択的注意と注意の分散を使った安静法です。

 

名付けて

マインドフルネスプレゼン

をご紹介します。

ネーミングセンスは大目に見て下さい(笑)

 

 

 

Sponsored links

【効果あり!】マインドフルネスプレゼン

この方法は自分の意識を広げて ”今この瞬間” を味わう方法です。

せっかくマインドフルネス瞑想を始めたりしたのなら

日常の生活でその効果は実感したいと思います。

しかしその方法を知らなければ

せっかくのトレーニングも実感が難しくなります。

 

緊張したり不安になったり

こういうネガティブな反応は自然な反応です。

こんな時,昔はよく

手の平に「人」の字を書いて飲め

等と言われました。

 

これはこれで心理学的にあながちまちがっていないのですが

心理学的にも古い考え方にもとづいています。
このblogではマインドフルネスを応用して

緊張をほぐす方法をご紹介します。

 

 

マインドフルネスプレゼン

以下に方法をご紹介します。

どんな場所でもできるのですが

実際にプレゼンを行う場を想定してご紹介します。

  • 会場を見回す
  • 聞こえる音をできるだけたくさん見る
  • 会場の参加者の顔を一通り見回す
  • プレゼンを始める
  • プレゼンしながら身体感覚を感じとる
  • これらを全部同時におこなう

 

きっと難しいと感じるでしょう。

また,急にできるようにはならないでしょう。

 

ですから,初めは緊張感があまり高くならないように

人数が多くない場だとか

偉い人のいない場から始めると良いと思います。

 

 

マインドフルネスプレゼンの効果

この呼吸法をやることで

  • 緊張感が低下しやすくなる
  • 感情に飲み込まれにくくなる

ことが期待できます。

 

緊張は,「うまくやろう」「成功しよう」など

現実よりも自意識に向くために失敗するのです。

それは今この瞬間から離れてしまうことを意味しています。

ですからプレゼンに十分な用意をしたのであれば

今この瞬間を味わう ことです。

緊張しないようにするのではなく

緊張も含めて味わうことで結果的に緊張が下がるのです。

ちなみに「うまくやろう」「成功しよう」という思考がわいたなら

それを含めて今この瞬間に感じていることですので

それをかき消そうとすることなく

全てを味わいながらプレゼンをしてみることです。

 

 

選択的注意と注意の分散について

瞑想は意図的に注意を呼吸に向けます。

やがて注意が続くようになってきたら

その意識を部屋の中の空気や音に広げていきます。

 

逆にしばしば意識が思考に引かれてしまうことがあります。

それでもまた意図的に注意を向ける作業に戻ります。

 

こうしてリラックスが生まれたり

今この瞬間に戻るための気づきを得られるようになるのです。

 

見方を変えればプレゼンを通して

マインドフルネストレーニングを行うこと

それが

マインドフルネスプレゼン

と言えるのです。

これも慣れてくれば徐々に大舞台でも

できるようになってくるでしょう。

 

 

 

私のマインドフルネスプレゼン体験

仕事柄,私は年に数回人前で講義やプレゼンを行います。

規模や年齢はさまざまで

10名未満~80名程度で

小学生から成人まで本当にさまざまです。

 

相手の年齢や立場に応じてできるだけわかりやすく伝えているつもりです。

しかし,準備をしていても自分のプレゼンに自信が持てない時もあります。

そんな時は恐怖や不安を感じます。

 

しゃべり出すときには参加者の顔を見るのは怖いものです。

また私がしゃべっているときに

しかめ面や,あくびでもされると

「話がつまらないんだろうな・・・」

などとさらに不安に拍車がかかります。

 

こんな風に自分に好意的でない態度は

黙っていても自分の注意資源(注意力といってもよいでしょう)

を奪われてしまいます。

 

しかし話を聞いてくれている人も必ずいます。

そういう人たちのために残りの注意資源を注ぐのです。

 

奪われた注意資源があること

注いでいる注意資源があること

自分に残された注意資源がどのくらいあるのか

これを意識するのです。

すると,今の自分から少し距離をとった

もう一人の自分がいるような気がするのです。

 

こういう状態になると

最初よりも口がなめらかになります。

また不思議とアドリブが入れられるようになるのです。

そして結果が後からついてくることに腰がすわるのです。

 

自分ができるベストを尽くせば

結果がどうであっても次のステップに移りやすくなります。

 

これからプレゼンを控えている方に

私の体験が参考になれば嬉しいです。

 

 

 

まとめ

今回はマインドフルネスプレゼンご紹介しました。

方法は

  • 会場を見回す
  • 聞こえる音をできるだけたくさん見る
  • 会場の参加者の顔を一通り見回す
  • プレゼンを始める
  • プレゼンしながら身体感覚を感じとる
  • これらを全部同時におこなう

 

です。

 

「うまくやろう」という欲も緊張感も

会場の空気も全て味わうことで

スムーズなプレゼンにつながりやすくします。

 

言いかえれば

 

プレゼンが瞑想になる

 

ということです。

これから何らかのプレゼンを予定しているという方に

是非オススメしたいです。

 

もしやってみたら感想を教えてもらえたら嬉しいです。

 

■感想や質問などはこちらからどうぞ
数日かかることはがあるかもしれませんが,お気軽にどうぞ。

お問い合わせ

Comments

タイトルとURLをコピーしました