こんにちは ツナカンです。
ふだんは教育分野で
不登校のお子さんや
子育てに悩む親ごさん
学校の先生を心理師として応援しています。
不登校のお子さんを抱える親ごさんにとって
お子さんのことで悩むことはつらいものですよね。
しかし、カウンセリングのハードルが高かったり
お子さんと話しあいをしようにも
持ちかけることが難しかったりする場合があります。
そんなときにおすすめしたいのが
ChatGPT です。
chat₋GPTってなに!?
そんな親ごさんもいるでしょうし
聞いたことがあるけど使い方がわからない
そんな親ごさんもいるでしょう。
ChatGPTは、人工知能によって動いており
テキストで対話をしすることもできます。
そうすることで考えを整理したり
ヒントをもらったりするためのツールです。
今回は、不登校のお子さんを抱える親ごさんが
ChatGPTを利用して解決のためのヒントをえる方法についてご紹介します。
ChatGPTとは?
あらためてChatGPTを紹介します。
人工知能技術によって
コンピューターとテキストを使って
会話することができる夢のような仕組みです。
聞きたいことを打ちこむと
テキストで、まるで会話をするかのように
返事が返ってくるのです。
このChatGPTに文字を打ち込むことで
保護者の話にアドバイスやヒントをしてくれます。
もちろん匿名ですから
他の家庭・学校はもとより
家族にもばれずに相談することもできます。
ChatGPTを利用するメリット
ChatGPTを利用するメリットは
まだまだあります。
たとえばこんなものがあります。
- カウンセリングへのハードルが高いときや、カウンセラーのスケジュールが合わないときなどに手軽に相談できる
- 匿名で相談できる
- 24時間稼働、いつでも相談できる
- 無料で利用できる
- カウンセラーに相談する前に整理しておける
こんな便利な相手がいたら
これからカウンセラーはどうなってしまうのでしょう…
でもやっぱり
AIに相談なんて大丈夫!?
まともに返事が返ってくるか心配
になるのではないでしょうか。
ChatGPTのデメリット
もちろん、デメリットもあります。
それはこのようなものです。
- 人間ほど深い洞察力や経験に基づくアドバイスができない
- エラーの発生・不正確な情報提供・誤ったアドバイスをすることがある
- 緊急性のある問題には対応できない
このようなデメリットもあるため
利用する際には注意が必要です。
あまり緊急性がないようなときや
一般的なことを聞く分には良いのですが
深刻な問題や緊急性のある問題には
まだまだ専門家への相談が必要です。
ChatGPTの使いどころ
なんだか便利そうなのはわかるけど
まだまだ課題はあるんでしょ?
どんな時に使えばいいの?
もしかしたらこんな風に感じたかもしれません。
わたしだったら、カウンセラーに相談する前に
自分の考えを整理するのに使うと思います。
たとえば
子どもが学校に行かずに混乱しています。
カウンセラーに相談しようと思うのですが、どんな風に気もちを整理すればよいか提案してください。
こんな風に投げかけてみても良いでしょう。
するとこんなアドバイスをもらえます。
お子さんが不登校になって混乱していることは心配ですね。カウンセラーに相談することは良いアイデアだと思います。
カウンセラーに話す前に、自分自身で気持ちを整理することが大切です。
以下は、気持ちを整理するためのいくつかの提案です。
1.感情を認める:自分がどのような感情を抱いているのかを認め、受け入れることが大切です。不安や心配、怒りや失望など、どんな感情でも自分自身が抱いている感情を認めることが大切です。
2.目標を設定する:カウンセラーに相談する前に、自分自身で目標を設定することが役立ちます。例えば、何が問題なのかを明確にし、どのように問題を解決したいかを考えることができます。
3.問題を整理する:問題を細かく分解し、原因や影響を考えることが大切です。どのような要因が不登校の原因となっているのか、どのような影響が子供にあるのかを整理しましょう。
4.前向きに考える:カウンセラーに相談する前に、前向きな視点で考えることが重要です。問題解決に向けて自分自身でできることは何か、どのように改善することができるかを考えることが大切です。
これらのポイントに気を配って、カウンセラーに相談する前に気持ちを整理しましょう。カウンセラーは、あなたの不安や問題を聞き、適切なアドバイスや支援を提供することができます。
この提案を実行してからカウンセリング行くのと
まったく整理しない状態で相談するのとでは
相談にかかる時間も、内容も大きくちがってくるでしょう。
他にも設問によって回答は変わってきます。
問いかけ方を練習しておけば
より効率的にカウンセリングを進めることもできるでしょう。
悩みを相談するのに、効率なんてあっていいの?
と思うかもしれませんが
悩み続けることが辛いから
カウンセラーに相談しているはずです。
それだって、ちがう角度から見れば
効率を求めているのと同じです。
そしてお子さんだって
少しでも早く悩みを解決したいと思っているはず。
効率の良いことが必ずしも良いことではないですが
効率を求めないことも良いことではないと思います。
ChatGPTを利用して相談する方法
ここまで読んでChatGPTに興味を持ってくださった方に
使うための手順をご紹介しておきます。
- ChatGPTの公式サイトに入る ※ Googleアカウント利用
- 相談内容を入力する。 例「不登校の子供が心配で、どうしたらいいかわからない」
- ChatGPTに必要な情報を書き込む 例「中学生の子について…」
- アドバイスを受ける
- アドバイスを実行した結果をまた書き込んでみる
ChatGPTはときどき質問をしてきます。
これは、親ごさんが抱えている問題をより正確に理解し
より適切なアドバイスをしようとするためです。
こんな風に学習していくAIなのです。
そうしているうちにアドバイスの質も
良くなっていくことでしょう。
またChatGPTのアドバイスを実行してみて
改善した場合や、他にも相談したいことがある場合は
ChatGPTにさらにうちこんでみることで
よりアドバイスの精度が高まります。
まとめ
今回はChatGPTを
不登校の相談に利用することについて
ご紹介しました。
chatGPTを使った相談には
まだまだ課題はありますが
ChatGPTそのもので問題を解決するというよりも
問題解決のためにChatGPTを使っていくことが
必要なことなのだと思います。
またChatGPTへの質問の仕方は
実際にカウンセリングで相談する時にも
役に立つスキルだと思います。
カウンセリングに行く前に
一度は試してみてはいかがでしょうか。
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