【言いにくいことをぶっちゃけ】学校はほどほどに付き合え

不登校支援

こんにちは ツナカン です。

公認心理師として

子育てに悩む保護者の方や

不登校のお子さんの

支援をしています。

不登校の生徒さんや,そうでない生徒さんからよく聞くのが

学校の勉強がつまんない

という言葉です。

 

私も学生でしたから,その気持ちはよくわかります。

しかし私も大人ですから本音と建て前というのがあります。

そこで,今回は私がふだん大っぴらには言いにくい

必要だと思うけど大っぴらには言いにくいこと

をお伝えします。

 

この記事では主に中学生~高校生くらいのお子さんに向けて

以下のようなことをお伝えします。

もちろん,保護者の方や学校の先生にもご覧いただいて

たたき台にしてもらえたらうれしいです。

 

1.学校とはほどほどに付き合え

2.将来は絶対に投資をしろ

3.他人の食い物にされるな,他人を食え

4.あまった時間とエネルギーの使い方

 

こんなことを書くと

学校の先生ばかりでなく

保護者の方からも

何言ってくれちゃってるの!?

 

と言われそうなのですが

我々より先の未来を生きていくのは

子どもたちですし

大人がまごまごしている間に

子どもたちはどんどん適応しています。

この記事を子どもたちが読むとしたら

古いこと言ってる

と思うかもしれません。

 

 

 

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学校とはほどほどに付き合え

まず,学校とは適当に付き合いましょう。

学校に行っていたことがあればわかるでしょうが

学校にはたくさんのつまらないことがあります。

 

大人は

興味がないことでも将来のためにやっておきなさい

という人が多いのですが

大人になってみたら

やっぱり興味がないことは使わないことがほとんど

でした。

こんな経験から下のそれぞれの項目にわけてお伝えします。

  • 勉強
  • 部活動
  • 友だち

 

その①:勉強

もちろん,後になって興味がわくこともありましたが

昔とちがって,これからのネット時代…

情報が足りなくなることはありません。

だからといって落第するわけにもいきません。

解決策は

合格ラインぎりぎりの点数を取ればいい

これなら,誰にとがめられることもありません。

あとは,自分でもっと点数が取りたくなれば

必要に応じて勉強すればいいのです。

 

その2:部活動

同じように部活動も興味がわかないなら

すべて真面目にやる必要はありません。

適当な理由をつけて適当に休みましょう。

最初はひんしゅくを買うかもしれませんが

そのうち期待されなくなれば

しがらみからも解放されます。

もしかすると先生たちは,ちょっと問題児と思うかもしれません。

しかし,誰かに迷惑をかけなければ見逃してくれます。

私は大人になってから「体力がついていてよかった」

とは思いましたが,一方で当時のスパルタのせいで

関節を痛めたりもしています。

そもそも学校で,大人たちが用意した選択肢はあまりにも少ない。

その中で興味がわくものが少ないのは当然ですし

そんなことのためにすり減るのはもったいない!

ですから,部活もお付き合いでテキトーにやりましょう。

もしできたら,気に入った部活がないなら

部活なんかしないで帰りましょう。

 

その3:友だち

学校で出会う友だちはたまたま近くに住んでいたから

同じ学校になっただけの縁です。

そもそも,学校も自分で選んだ学校ではないはずです。

もちろん,その中には一生の付き合いになるような

素晴らしい友だちだっています。

しかし,大人になったらせいぜい年に1回会うか会わないか

ですし,そもそもネットでいつでもつながります。

ラインなんかでトラブルになっている子は多いですが

面倒な子とは付き合わなくて良いです。

ましてや自殺などする必要もありません。

そんなことにエネルギーを使うくらいなら

あなたの心と時間を守ってください。

そして,自分が将来にわたってしたいことのために使ってください。

学校に友だちがいなくなりそうでも大丈夫です。

他にネットで出会える時代になりました。

大人はネットでの出会いはとても心配します。

私も心配です。

ですから,大人の心配を減らせるように

安全かどうかは自分だけで判断せず

大人にも認めてもらえるようにしましょう。

大人に見せたくない気持ちはわかりますが

納得させさえすれば,ある程度自由です。

何より,あなたの身の安全が一番大切ですので

バランスをとってうまくやってほしいところです。

 

将来は絶対投資しろ

学校の勉強はお金持ちのなり方は教えてくれません。

学校で教えてくれるのは

我慢して働き続ける方法

です。

将来,お金持ちになったり自由な働き方をしたいと思っていても

学校の勉強だけしていてもなることはできません。

好きな仕事で食べていけるのは素晴らしいことですが

お金に困らなくなったうえで仕事を選べるのが最高なのです。

私は好きな仕事で食べていますが

働くために生まれたのではなくて

働きたいときに働き,休むことが必要な時には心おきなく休める

そんな自由のために生まれたと思っています。

そのためには  投資が絶対に必要  です。

投資をすることによって

働いてないのにお金がもらえる

という現象が起きるのです。

しかも,それは特別な人にだけできるのではなく

きちんとした投資をしている人は皆がそうなれる

のです。

 

投資について知らない大人たちは

そんなギャンブルみたいなこと
絶対危ない!

というでしょうし

このカウンセラー
詐欺みたいなこといって
だましてる!?

と思うかもしれません。

しかし,わかっている大人は

比較的リスクが少ない投資があることを知っています。

それを インデックス投資 というのです。

ここでは細かいことは書きませんが

投資は若ければ若いほど有利なのです。

そもそも金持ちになることをどう思いますか?

 

もし

お金にこだわるなんてダサい

と思うのであれば

それは,すでに日本の悪い面に毒されています。

 

本当に自由な将来をもちたいと思うなら

YouTubeをだらだら見たり

ネットゲームにはまり込んだり

興味のない勉強や部活に必要以上に打ち込んだり

面倒くさい人間関係にすり減ったり

そんなことより,投資について学ぶべきです。

そして,アルバイトができるようになったら

適度に遊びつつ,貯金と投資をしましょう。

 

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他人の食い物にされるな,他人を食え

これまでにネット・ゲーム依存について

いくつかの記事を書いてきました。

これで一番の問題は

大人だけではなく,子どもたちの時間が

大人たちによって食い物の種にされている

ということです。

リテラシーが未熟な子どもたちに

YouTubeやゲームに夢中にさせることで

大人たちは 広告収入 という

働かなくても,もらえるお金をもらっています。

それでもやめることができないように

大人たちは作っているのです。

こういう大人たちの罠にはまり込んでいるうちは

永久に自由になることはできません。

 

嫌な学校であっても知識や経験が身について

将来は何らかの仕事につける確率はずっと高いですが

ネットゲームやYouTubeで食べていける確率はかなり低いです。

 

もう一度言いますが

子どもたちは,大人の食い物にされています
※ もちろん子どものことを真剣に考えている人もいます

だったら,自分が働かなくても食べていける側になってみてはどうでしょう?

どうせネットにはまるのであれば

YouTubeを見る側ではなく,せめて動画を作る側になってみませんか。

これからの時代は今の大人が思う以上のネット社会になるでしょう。

アイデアがあればそれがもっと実現する社会かもしれません。

相手に見てもらえる動画を作るのは

簡単ではないでしょう。

しかし,それが上手になったらたくさんの人が見てくれて

少しばかりのお小遣いになるかもしれません。

ですから,どうせはまるなら

見る・やる方じゃなく作る方 ではまってみる

この方が希望が持てます。

 

ただし,ネットには危険がつきものですから

やはり,大人に安全を守ってもらえるような方法が必要です。

YouTubeそのものも大人に見てもらうことを推めています。

ですので,大人に安全を判断してもらいましょう。

 

 

あまった時間とエネルギーの使い方

学校とはほどほどに付き合えるようになれば

時間やエネルギーが余るようになります。

これをどう使うかが問題です。

これまで読んでもらえていれば

いくつかのことはわかると思いますが

私のおすすめは以下のようなものです

  • 動画を作る
  • 高校生だったらバイトする
  • 学校で教えてくれないことを教わりに行く

 

① 動画を作る

私はまだ動画作成には挑戦していませんが

これからの時代,デジタル機器を使うスキルが求められます。

動画編集やプログラミングは特に重要だと言われています。

また見ていたらわかると思いますが動画は強力な武器です。

しかし,学校では教えてくれない。

教えてくれないなら,自分で少しずつやればよいのです。

おしえてくれないならできないじゃん

そう考えているのだとしたら

それはもう日本の学校の勉強の悪いところに毒されています。

教えてくれないなら,自分でやればいいのです。

急にはうまくできるようにはならないかもしれません。

しかし,下手なところからやっているうちに

少しずつうまくなるものです。

また下手からうまくなる,そんな時間そのものを楽しむのです。

 

② 高校生だったらバイトする

学校との付き合いはほどほどにしたら

アルバイトをしましょう。

何も3年間続けろとは言いません。

数か月でもいいから,自分の力で稼いでください。

自分でお金を稼ぐと大人に対する説得力がちがいます。

自分で稼いだお金であれば,大人はたいていのことを許してくれます。

それから

どうやったらそのお金をもっと大きくさせられるか

考えてください。

 

ただ,いつまでも誰かの使い走りになってしまっていてはいけません。

親御さんが許してくれるなら,ハンドメイドを売っても良いでしょう。

労働力は大事な“資源”です。

誰かの収入のために自分の資源をいつまでも使い続けるのではなく

どうやったら自分の資源をさらに増やし

やがて資産にできるのかを考えるのです。

資産”とは,持っているだけで勝手に増えていくもののことです。

 

残念なことに時間も体力も必ず無くなっていくし

手に入れたものは失います。

それまでに,自分の時間以外の資産を増やしておきましょう。

 

 

③ 学校で教えてくれないことを教わりに行く

学校で教えてもらえることは

わざわざ教えてもらう必要はありません。

塾は学校で教えてくれることを教えてくれます。

学校の勉強を攻略したいのなら

塾に行くだけの価値はあるでしょう。

しかし,学校との付き合いをほどほどにするのなら

どうして塾に行く必要があるのでしょうか。

せっかくですから,どんなことでもよいので

学校で教えてくれないことを教わりに行きましょう。

 

私は,不登校の子どもたちに

心理学のことを教えることがあります。

心理学は生活に直接役に立つからです。

また,迷ったときにどうすればよいのか

自分で決められるヒントがたくさんあります。

学校では心理学は教えてもらえません。

雰囲気に合わせたり,先生の指示に従ったり

テストの点数がよかったり…

そういうことが評価の中心です。

それを否定するつもりはありませんし

それが王道である限り,それらができた方が

生きやすいこともあるのです。

 

しかし,その枠からはみ出した子どもたちに

学校でうまくやれるようにできる知識ではなく

生きていくための知識

を伝えたいと思っています。

 

 

 

まとめ

今回は,主に思春期のお子さんを対象に

学校とはほどほどに付き合え

をテーマに私の考えをお伝えしました。

学校の先生や,学校に問題なく行ってほしい親御さんから

クレームが入らないか心配になりますが

急速に変わっていく時代に

適応していかねばならない子どもたちや

それを支える大人たちに

考える材料になれば幸いです。

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