【先生なんでわかってくれないの!?】が起きる一つの理由

子育て

こんにちは ツナカンです。

 

ふだんは心理師として

 

不登校のお子さんや

 

子育てに悩む親ごさん

 

学校の先生

 

のお手伝いをしています。

 

お子さん・親ごさんのみなさま

 

学校の先生に不満をお持ちではないですか?

 

学校の対応にナットクできないことはありませんか?

 

わたしは、そういった保護者のみなさまの声を

 

たくさん聞いてきました。

 

いっぽうでほとんどの先生が

 

けんめいにかかわっているのに

 

お子さんや親ごさんとうまくいかないことも

 

聞いてきました。

 

なぜ、こんなことがおきるのか…

 

先生に肩入れをするわけではないのですが

 

先生の実体を知れば

 

きっと保護者のみなさまと

 

歩みよれるのではないか…そう思います。

 

そこで今回は

 

先生の忙しさ

 

について記事にします。

 

今回の記事を読んでもらえれば

 

先生・学校がどうして望むような対応をしてもらえないのか

 

がわかり、お子さんについて

 

今までよりも前向きな話し合いができるようになるでしょう。

 

 

 

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【先生なんでわかってくれないの!?】が起きる一つの理由

 

先生が、子どもや親ごさんの気もちを

 

うまくわかってあげられない理由…

 

それは めちゃくちゃ忙しい

 

その一言につきます。

 

もちろん、それを理由に

 

いい加減な対応が許されるわけではありません。

 

なかには忙しさ以外の理由で

 

生徒や保護者とうまくいかないこともあります。

 

でもこの記事では先生の多忙さに焦点をあててみたいと思います。

 

読む前と、後で心境に変化はおきるでしょうか…。

 

 

 

先生が忙しすぎあるある

 

なにをかくそう、わたしの両親ともに教師でした。

 

そして、今は先生方と仕事をしています。

 

「昔から変わらないんだなぁ…」

 

と思うのはこんな話…

 

  • トイレに行けず膀胱炎になる
  • 一日に1階から3回まで10往復くらいあたりまえ
  • 放課後に研修や、親の相談の対応があって残業になる
  • 事務仕事は児童・生徒が帰ってからしかできない
  • 休日出勤やボランティア勤務が多い
  • 勉強が必要だと思っても、まとまった時間は夏休みくらいしかとれない
  • 給食は10分でかきこむ
  • 自分の子育てはあとまわし
  • 夏休みは先生の休みだと思われている
  • 自分の心身のケアはあとまわしにして重症化

 

とくに、夏休みについては

 

いまだに先生に夏休みがあると思われているようですが

 

夏休みは子どもにあるのであって

 

先生方は出勤して仕事をしています。

 

“子どもがいない期間” であるにすぎないのです。

 

 

とまぁ、ざっくりとあげるだけでも、これくらいはあります。

 

この他にも同僚との関係や地域住民とのこと

 

イベントや会議などもありますから

 

もっともっと苦労はあるはずです。

 

また多くの先生の負担になっているのは

 

事務的な仕事だと言います。

 

目の前にいる子どもたちを大切にしたいと思いながら

 

それについて回る事務的な仕事がかなり多いようです。

 

 

 

でも、多くの先生はこうした状況に同情されることをいやがります。

 

それは 子どものためだからやるしかない と思っているからです。

 

こんな記事を書いていたら

 

なんということか、わたしのPCに

 

こんなネット記事が上がってきました。

 

 

なり手がいない、というわけです。

 

わたしが学校に先生方にアドバイスをしに行く時は

 

ほとんどが放課後ですが、わたしが見るかぎりでは

 

用事がある先生しか定時で上がっていません。

 

 

 

昔よりはよくなった?

 

ベテランの先生は

 

 

まだ大変だけどそれでも昔よりはいい。

 

とも言います。

 

その理由が

 

  • 教科担任制ができてから一日1時間は自由な時間ができた。
  • ブラックな業界という理解が進んだ。
  • PCやデジタルデータの使用などで業務効率化ができるようになった。
  • パワハラ校長が減ってきた。
  • 働き方改革でそれぞれの時間が作れるようになった。

 

などです。

これを読んだ親ごさんの中には

 

 

うちの職場だって似たようなもんだ

という人もいるかもしれませんが

 

わたしからすればまだまだ過酷だと感じます。

 

だから、わたしは学校にうかがうときは

 

できるだけ要点をおさえてお話をするようにしますし

 

ていねいにお見送りしようとして下さいますが

 

おことわりしています。

 

忙しい中、わたしとの相談の時間を作るだけでも

 

かなりの負担になっているはずですし

 

解決の見通しがついたなら

 

5分でも早く仕事にもどってもらい

 

少しでも早く帰ってもらいたいからです。

 

 

 

教師に対するきびしい社会の目

 

 

先生は安定した給料をもらってるんだから

 

これくらいあたりまえでしょう?

 

 

という見方をする人もいるかもしれません。

 

しかし、苦しんでいる人の声が出しにくいような

 

世の中の風潮をわたしは歓迎しません。

 

なぜなら、いじめも同じ構造だからです。

 

先生の苦しみを理解できない社会では

 

いじめられる子の声も封殺しかねないと考えています。

 

 

まとめ

 

今回は

 

子どもや親ごさんの気もちを

 

うまくわかってあげられなくさせる

 

先生の多忙さについて記事にしてみました。

 

ここまで読んでいただいた方

 

読む前と少しでも心境に変化はあったでしょうか。

 

くりかえしますが、忙しいからと言って

 

いい加減な対応が許される理由にはならないでしょうし

 

不祥事もあってはいけません。

 

しかし、職場の環境が悪いと

 

こうした問題が起きやすくなるのです。

 

元々は良心的だった人も

 

置かれる環境によって変わってしまいます。

 

先生のこうした状況を知って

 

子どものために一緒に考える関係を

 

うまく作っていけると良いですね。

 

 

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