【イヤだけど】辛さと向き合う瞑想

マインドフルネス

こんにちは ツナカンです。

ふだんは心理師として

不登校のお子さん

親ごさん

そして、先生の応援をしています。

 

自分には解決できていない問題があります。

 

でも向き合うのが怖いんです。

 

こんな風に、自分が傷ついているのを知っていても

向き合うことがむずかしいことはたくさんあります。

そんなときに瞑想はとても役に立ちます。

 

しかし瞑想について多くのカンチガイがあります。

例えば

無になるんですよね!

 

無になれれば悩みはなくなりますもんね!

 

 

こんな風に思われていることは珍しくありません。

でも本当はそうではありません。

 

残念なことに、ネガティブな記憶や感情や感覚とむきあうための瞑想は

あまり知られていません。

 

 

そこで今回は

辛いこととむきあうための瞑想

をご紹介します。

 

なお、今回の瞑想はいやな気もちや記憶に

心をひらくものです。

 

しかし危険性がないとはいえません。

現在、心の治療をしている方は

主治医や担当のカウンセラーに相談してから

行うようにしてください。

 

 

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【イヤだけど】辛さとむきあう瞑想法

瞑想というとリラックスするイメージかもしれません。

でも瞑想というのはもともとは自分の心の中に

アンカー(錘)を作るトレーニングなのです。

イヤな記憶や、感情や、感覚…

めんどうくさいと思う気もち…

 

これらは、あなたが大切にしたいと思っていることから

遠ざけてしまうのです。

 

だから瞑想を使って

“今・この瞬間”にいられるように練習するのです。

 

今回ご紹介する瞑想法は

短い時間でもとりくむことができます。

 

読み進めていただく前にあらためてお伝えします。

現在、メンタル不調について治療中の方は

主治医や担当カウンセラーに相談してから

とりくんでください。

ではご紹介していきます…

 

 

まっすぐ座って肩をリラックスさせます。

 

まぶたをとじるか、半眼になります…

深い呼吸を何度かします…

あなたが感じた劣等や、イヤな記憶にまつわるいくつかの物語を思い出してください…

細かく思い出していきましょう…

 

そのイヤな経験はどんなシチュエーションでしたか?

 

その時に自分はどんなことをしていましたか?

 

そして、その後どうなりましたか?どう思いましたか?

 

最近、それと似たような問題が起きていませんでしたか?

 

もし体に不快感が現れたら深い呼吸をしましょう。

息を吸ってその不快感と自分の間にスキマを作ります。

この問題はいつから始まりましたか?

正確である必要はありません。だいたいの時期で大丈夫です。

 

この問題に名前(あだ名)をつけてみましょう。
例)ネガティブ太郎,イヤ助

この「           (あだ名がついた問題)」は
今のふだんの生活のどんな場面で現れますか?

 

 

この「           (あだ名がついた問題)」が
特に強くなるとき、どんなシチュエーションですか?

 

 

この「           (あだ名がついた問題)」は
強くなるためにどんな方法を使ってきますか?

 

 

この「           (あだ名がついた問題)」が

強くなると、あなたの生活(人間関係や自分の考えに)にどんな影響を及ぼしますか?

例)やけくそになる,できるはずのことができなくなる,頭いっぱいになる

 

 

では、肩の力を入れたり抜いたり

ストレッチをするなどして現実に戻りましょう。

 

 

脱フュージョン

先ほどの瞑想では

脱フュージョン というテクニックを使っています。

 

ふだん、自分の中にあって気づくことができないくらい

こびりついた考え方を引きはがして

観察するテクニックです。

昔の記憶や、経験は今の自分につながり

今でも影響を与え続けています。

 

決まりきった考え方や

決まりきったパターンで

他人や自分と向き合ってしまうのです。

 

例えば、ストレスを感じたら

とにかくストレスを発散してみようとしたり

 

イヤなことを思い出したら

それを忘れるために必死に何かをしたり…

自分のネガティブな記憶や考えや感情と向き合うのは

エネルギーを使うものです。

わたし自身もそれは同じです。

 

でもちょっと距離をとって見てみることで

ふだんの生活をふりかえることにもつながります。

 

やってみた感想はどうだったでしょうか。

 

まとめ

 

今回はイヤな記憶や感情や考えなどと向き合うための

瞑想をご紹介しました。

 

人はついイヤなものからは逃げたくなるものですが

あえて逃げずに向き合うとどうなるか

自分自身に関心を向けて見てはどうでしょうか。

 

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