食に苦しむ人へ

マインドフルな体

こんにちは ツナカン です。

公認心理師として

不登校のお子さんや
子育てに悩む親御さん
学校の先生方

の応援をしています。

 

今回は,食に苦しむ人へ提案したいと思います。

 

この記事はこんな方にオススメです

ついつい食べ過ぎてしまう
食べた後に罪悪感が出てくる
ダイエットしたい
ダイエットでリバウンドした

 

こんな方に,改善のヒントをお示ししたいと思います。

 

 

 

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食に苦しむ人へ

世界で食べ物が不足しているのは良く聞く話です。

世界の五分の一の先進国の人が,世界の穀物の五分の二を消費※1 しているそうです。

日本人の多くが食べるのに困らないのに

食べ過ぎで悩むというのは皮肉なものだと思います。
参考)ハンガーゼロ https://www.jifh.org/joinus/know/produce.html

 

しかし,そんな正論を並べ立てても悩んでいる人たちにとっては

「だからってどうしたらいいの!?」

と思われるでしょう。

 

そこで食で心理的に苦しむ方に私から提案をしたいと思います。

 

 

食べたときの罪悪感がさらに苦しみを増す

食べた後に罪悪感が出てくるという話は良く聞きます。

それが酷い場合には嘔吐してカロリーを帳消しにしようとすることもあります。

また食べ過ぎた罪悪感を消すために更に食べてストレスを発散する人もいます。

 

これらは短期的には罪悪感やストレスを消す効果があるのでしょう。

しかし,胃や消化器官を傷つけるし更に太ることになり、同時にストレスも増します。

 

 

とにかくスローモーションで飲み食いする

きっと食べるのに苦しんだ人たちは

これまでこんな風に考えてきたのではないでしょうか

 

~を食べちゃ行けない
~を食べたら太る
~を食べた方が良い

 

今回は,そんな制約は一切ありません。

 

方法は簡単です

 

とにかくスローモーションで食べる

 

のです。

 

分量は多くてもいいし,炭水化物が沢山でも,脂分が多くても構いません。

お酒を飲んでも構いません。

 

できるかぎりゆっくり,いつもの10倍くらい多く噛みます。

お酒なら口の中に含んで唾液と混ぜて
胃袋に落ちて酒の存在感が消える位まで味わい続けます。

 

 

 

とにかくスローモーションで食べるとどうなるか

じっくり噛むと,いつもは感じられなかったような味がします。
じっくりと飲むと体にアルコールが回るのがわかります。

ゆっくり食事をすることによる効果として
外食する女性らに対し,体重が減少し食事関連の自己効力感が増,外食時の体重管理に対する障壁が少なかったという研究もあります(Gayleら2013)
つまり食に振り回されるのではなく,食事をコントロールできるようになると言いかえても良いでしょう。
引用)
Gayle M. Timmerman, PhD, RN, Associate Professor and Adama Brown, PhD, The Effect of a Mindful Restaurant Eating Intervention on Weight Management in Women.J Nutr Educ Behav. Author manuscript; available in PMC 2013 Jan 1.Published in final edited form as:J Nutr Educ Behav. 2012 Jan; 44(1): 22–28.doi: 10.1016/j.jneb.2011.03.143

 

 

注意したいこと

 

矛盾するようですが

ダイエットのためにこの方法をやらないことです。

 

あくまでもじっくりと味わうためにやるのが大切です。
結果的に飲み食いする量が減るかも知れない,そんな程度にしておくべきです。

 

なぜなら飲み食いする量が減らないことがストレスになり
また過食を呼び込みかねないからです。

 

 

 

体は商品化している

自分が気にしている体型は
他人が決めつけた理想を押しつけられている
と理解すれば本当は自分がどうなりたいのか考えるきっかけになると思います。

こんな風にメディアなどで

「こんな体になるといいよ」
「これが美しいってことだよ」
「これが健康ってことだよ」

というモデルを示して,あおることで年々収益を上げているのです。

ちなみにカツラ業界はずっと高値安定です。

 

これがストレスの原因の1つとなっているのです。

 

こうしたイメージや社会的価値観は悪ではないのですが

適度な距離が必要です。

 

 

 

まとめ

今回は食で苦しむ方に向けて
美味しく味わう方法をご紹介しました。

 

今までダイエットに失敗したり
リバウンドしてしまったりしたのなら
これまでと同じことを続けていては変化はないと思います。

 

どうせ変わらないのであれば
徹底的にじっくりと味わう。
ダイエットはその副産物くらいにしておいて
せっかくなら美味しく食べてみてはどうでしょうか。

 

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